成人・小児のワクチン接種について

予防接種のご案内

インフルエンザ、新型コロナウイルス、肺炎球菌、帯状疱疹などの成人向けワクチンから、 幼児〜小学生を対象とした定期予防接種・任意予防接種まで、当院で行っているワクチン接種についてご案内します。

※ 原則としてインフルエンザワクチンは予約不要、それ以外のワクチンは予約制です。
※ 小児の予防接種は1歳以上を対象とさせていただいています。

成人・高齢者の予防接種

インフルエンザや新型コロナワクチン、帯状疱疹、肺炎球菌、RSウイルスなど、成人・高齢者向けのワクチンについてご案内します。

2025年度 インフルエンザ予防接種 成人・小児

通常のインフルエンザワクチンは予約不要で接種します。新型コロナワクチンとの同時接種も可能です。

  • 名古屋市在住の65歳以上の方は定期接種(自己負担 1,500円
  • 接種期間:令和7年10月15日〜令和8年1月31日
  • 任意接種の方(一般料金・受験生助成など)は、下記のご案内ページをご覧ください。

詳しくは インフルエンザ予防接種について をご覧ください。

また、名古屋市の制度については 名古屋市公式ページ もご参照ください。

新型コロナワクチン 任意接種(12歳以上)

原則予約制ですが、当日在庫があれば予約なしでも接種可能です。特にご希望がなければ、ファイザー社mRNAワクチン(コミナティ)を使用します。

  • 接種対象:12歳以上
  • 接種回数:現在の推奨スケジュールに準じます
  • 一般任意接種料金:15,400円(税込)
  • ご希望により、
    ・ダイチロナ(第一三共/mRNAワクチン)
    ・ヌバキソビッド(タケダ/組換えタンパクワクチン)
    もご用意できます(いずれも同料金)。

※ ダイチロナ・ヌバキソビッドは1バイアル2人分のため、2人ペアでの予約をお願いしています。

新型コロナワクチン 定期接種(65歳以上)

令和7年度の定期接種は、インフルエンザと同様に10月15日開始の予定です。

  • 対象:名古屋市に住民登録がある
    ・接種日時点で65歳以上の方
    ・または60〜64歳で特定の基礎疾患をお持ちの方(身体障害者手帳1級相当)
  • 自己負担:7,700円
  • 接種回数:1回
  • 接種期間:令和7年10月15日
          〜令和8年2月28日

詳細は 名古屋市公式ページ もご確認ください。

帯状疱疹予防接種 50歳以上

名古屋市の助成制度により、帯状疱疹ワクチンの自己負担が軽減されます。 生ワクチンと不活化ワクチン(シングリックス)のいずれかを選択できます。

  • ① 生ワクチン:ビケン(水痘ワクチン)
    ・接種回数:1回(皮下注射)
    ・自己負担:4,200円
  • ② 不活化ワクチン:シングリックス
    ・接種回数:2回(2〜6か月の間隔/筋肉注射)
    ・自己負担:1回あたり 10,800円

シングリックスは予防効果・持続期間ともに優れているとされていますが、費用や副反応なども含めて、 どちらがよいか迷われる場合は診察時にご相談ください。
助成制度の詳細は
名古屋市のページ もご覧ください。

高齢者肺炎球菌ワクチン

肺炎の原因となる肺炎球菌に対するワクチンです。定期接種と任意接種(助成対象外)の2種類があります。

  • 定期予防接種(23価ワクチン:ニューモバックス)
    ・対象:満65歳で、過去に23価肺炎球菌ワクチンを受けていない方
    ・名古屋市の助成により、自己負担 4,000円
  • 2回目以降は、21価ワクチン(キャップバックス)など任意接種をご案内します。
  • 任意予防接種(PCV21:キャップバックス)
    ・費用:14,300円(助成対象外)


23価と21価ワクチンの接種間隔・組み合わせについては、 これまでの接種歴により最適なスケジュールが異なります。診察時にご相談ください。

高齢者RSウイルスワクチン(アレックスビー)

RSウイルスは気管支炎や肺炎の原因となるウイルスです。2023年に成人にも使用できるワクチンが発売されました。

  • 対象:60歳以上の方
    とくに、喘息・COPD・心疾患・糖尿病などの基礎疾患がある方
  • 接種回数:1回(0.5mL/筋肉注射)
  • 費用:26,400円(税込)

まだ新しいワクチンで、1回接種でおおよそ3年程度の有効性が期待されています。

風しん抗体検査・麻しん風しん予防接種

名古屋市の助成制度により、対象となる方は無料で抗体検査・ワクチン接種を受けることができます。

  • 風しん第5期定期予防接種
    ・対象:昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日生まれの男性で、
    令和7年3月末までに抗体検査を実施し抗体価が不十分だった方
  • 妊娠を希望する女性とそのパートナー等への
    任意風しん・麻しん抗体検査/予防接種

    ・対象:名古屋市在住で、妊娠を希望する女性、そのパートナー・同居人、
    妊娠中の女性のパートナー・同居人の方 など
  • 抗体価が不十分と判断された場合、麻しん風しん混合(MR)ワクチン接種の助成が受けられます。

詳細は 風しん第5期抗体検査・予防接種妊娠希望の方等への風しん・麻しんの助成 をご覧ください。
妊娠を予定している女性は、接種後2か月間の避妊が必要です。 妊娠中の方はこのワクチンを受けることができません。

その他の成人の予防接種

上記以外にも、海外渡航前のワクチンなど、成人向け任意接種についてご相談をお受けしています。

接種希望のワクチン名やご年齢、基礎疾患の有無などをお伝えいただくと、スムーズにご案内できます。

乳幼児〜小学生の予防接種(1歳以上)

当院では、2024年4月1日より、小児の予防接種は 1歳以上 を対象としています。定期接種と名古屋市の助成制度による任意接種があります。

小児肺炎球菌ワクチン 定期

肺炎や髄膜炎の原因となる肺炎球菌に対するワクチンです。 現在はプレベナー(PCV20)を使用しています。

  • 乳幼児の髄膜炎のおよそ2割を占める病原体に対するワクチン
  • 接種開始月齢により回数は異なりますが、通常は生後2か月〜で開始し、合計4回接種します。

乳児期にヒブワクチンと同時接種で開始し、4回すべて接種することが推奨されています。

五種混合ワクチン 定期

ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・ヒブの5つの感染症をまとめて予防するワクチンです。 2024年4月から定期予防接種となりました。

  • 通常、生後2か月から開始し、3〜8週間隔で3回接種
  • その後、3回目から6〜18か月後に4回目を追加接種
  • 既に四種混合で接種を開始している方は、原則として四種混合を継続します。

DPT-IPV 四種混合 定期

ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオの混合ワクチンです。 従来の三種混合に不活化ポリオワクチンを加えたものです。

  • 0〜1歳で4回接種する定期予防接種
  • 2024年4月以降は五種混合への移行が進んでいますが、既に四種混合で開始した方は原則そのまま継続します。

ヒブワクチン 定期

乳幼児の髄膜炎の約6割を占めるヘモフィルスインフルエンザ菌b型に対するワクチンです。

  • 接種開始月齢により回数は異なります。
  • 小児肺炎球菌ワクチンとの同時接種で早めに開始し、4回接種することが推奨されています。
  • 五種混合ワクチンを受ける場合には、個別のヒブ接種は不要です。

麻しん・風しん混合(MR)ワクチン 定期

麻しん(はしか)と風しんを同時に予防するワクチンです。

  • 第1期:生後12か月〜24か月未満で1回
  • 第2期:小学校就学前年度(年長児)で1回

小学校入学後の接種は自費となりますので、スケジュールに余裕をもって受けましょう。

水痘(水ぼうそう)ワクチン 定期

平成26年10月から定期予防接種となったワクチンです。

  • 1〜2歳で2回接種
  • 経過措置として、年長児までの助成制度があった時期もありますが、現在はスケジュールが変更されています。

日本脳炎ワクチン 定期

ブタが持つウイルスが蚊を介して人に感染し、日本脳炎を起こします。

  • 1期:3歳で1〜4週間隔で2回接種
  • 1期追加:4歳で1回
  • 2期:小学校4年生で1回

不活化ポリオワクチン

ポリオ(急性灰白髄炎)を予防するワクチンです。 4種/5種混合ワクチンを受けている方は個別接種は不要です。

  • 通常、0〜1歳で3回、1〜1歳半で1回の計4回接種

おたふくかぜワクチン 任意

ムンプスウイルスによる流行性耳下腺炎を予防するワクチンです。 まれに難聴などの後遺症が残ることがあるため、接種が推奨されています。

  • 対象:1歳〜小学校就学前
  • 接種回数:1回
  • 名古屋市助成制度:自己負担 3,000円

二種混合(DT)ワクチン 定期

ジフテリア・破傷風を予防するワクチンです。 四種/三種混合の追加接種に相当します。

  • 標準的には、11歳で1回接種
  • 三種混合ワクチンへの変更(任意接種/自費)も対応可能です。

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染による子宮頸がんを予防するワクチンです。

  • 定期接種対象:小学校6年生〜高校1年生の女子
  • 平成9年度〜19年度生まれ(1997年4月2日〜2008年4月1日生まれ)の女性は、 2025年3月末までキャッチアップ接種の対象(無料)
  • 当院では9価ワクチンを使用します。
  • 9歳以上の男性も任意接種(自費)で接種可能ですが、日本で男性に適応があるHPVワクチンは現時点で4価ワクチンのみです。

定期接種の対象年齢を過ぎた方の接種可否・適切なタイミングについては、産婦人科でのご相談も併せてお勧めします。