- 苦痛の少ない内視鏡検査を目指します。
- 日帰り大腸ポリープ切除にも対応しています。
- 消化器内視鏡学会専門医である女性医師が検査を担当します。
当院は開業医では非常に少ない、女性医師が胃や大腸の内視鏡検査を担当するクリニックです。
消化器内科は「忙しい」「大変」というイメージがあり、もともと女医さんが少ない科ですが、
手先の器用さを必要とする内視鏡診療は、男性に劣らず技能を発揮できる分野だと思います。
特に女性の患者さまには「女医さんで良かった」と喜んで頂けることが多いです。
「男性の医師が担当だと何となく行きにくいな」「大きい病院だと、どの先生が担当になるかわからないし」と
検査を躊躇しておられた女性の方も、そしてもちろん男性の方も、是非当院で検査を受けてみてください。
ご予約・お問い合わせ:052-831-1124(内視鏡検査は基本的に予約制です)
上部消化管内視鏡(胃カメラ)
食道・胃・十二指腸を観察し、逆流性食道炎や胃炎、潰瘍、ポリープ、がんなどの診断を行います。
小さな病変や軽微な粘膜の変化は、バリウム検査よりも診断しやすいことが多いです。
当院では現在、経口・経鼻検査共に、細径スコープにて検査しています。
経口の場合は咽頭(のど)の麻酔、経鼻の場合は鼻腔(鼻の中)の麻酔をして行います。
上部消化管内視鏡検査は、お電話での予約が可能です。
検査前日は21時までに夕食を済ませ、当日の朝は絶食でご来院ください。
抗凝固剤・抗血小板剤など血液をサラサラにするお薬を飲んでおられる方は、
予約時に必ずお伝えください。
胃カメラ検査の準備・当日の流れ(いとう医院内視鏡検査室サイトへ)
下部消化管内視鏡(大腸カメラ)
肛門からスコープを挿入して大腸全体を観察し、大腸炎やポリープ、がんなどの診断を行います。
大腸がんの多くは、良性の大腸ポリープの一部が悪性化して発生するといわれており、良性の段階でポリープを切除することは、将来のがん予防につながります。
当院では、ポリープの場所や形にもよりますが、数mm〜10mm前後のポリープであれば
日帰り手術でのポリープ切除にも対応しています。
ただし、サイズが大きい場合や出血リスクが高い場合などは、
入院設備のある病院での治療をお勧めし、ご紹介となることがあります。
前処置として、検査前日の夜から当日午前中にかけて下剤・腸管洗浄剤を服用し、
腸の中をきれいにしておく必要があります。
大腸内視鏡検査のご予約は、一度外来受診をしていただいた上で日程を決めます。
電話のみでの予約はできませんので、まずは診察時にご相談ください。
大腸カメラ・ポリープ切除の詳しいご案内(いとう医院内視鏡検査室サイトへ)
内視鏡検査機器について
当院では、オリンパス社製内視鏡システム
EVIS LUCERA ELITE を用いて検査を行っています。
NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)による観察も適宜併用し、
初期のがんなどの発見率向上に努めています。
経口胃カメラ・経鼻胃カメラ・大腸カメラ用の各種スコープに加え、
ポリープ切除用の高周波電源装置、内視鏡専用洗浄消毒器、専用保管キャビネットなどを備え、
一つ一つの検査を安全・安心に行える体制を整えています。
内視鏡検査時の鎮静について
内視鏡検査の苦痛を和らげるため、検査中の不安感を軽減しウトウトした状態にするお薬
(鎮静薬)を用いることがあります。痛み止めを併用することもあります。
半分眠っているような状態で検査が終わることもありますが、
内視鏡検査における鎮静としては、話しかければ受け答えができる程度の強さが望ましいとされています。
これらのお薬は、血圧低下や呼吸抑制などの副作用が起こることもあるため、注意深い観察が必要です。
当院では、鎮静を行わなくても苦痛の少ない検査を目指しており、
基本的には鎮静を行わずに検査をしています。
ただし、以前に受けた検査がとても辛かった方、不安が強い方などで特にご希望がある場合には、
個別に相談の上で鎮静を行うことも可能です。
鎮静を受けられた場合は、検査後30分〜1時間程度院内でお休みいただきます。
お帰りの際は、できれば付き添いの方と一緒に帰宅されるとより安心です。
また、検査当日の自動車の運転は危険なため禁止としています。
さらに詳しい情報をお知りになりたい方へ
検査の流れや費用の目安、名古屋市胃がん検診、各種問診票のダウンロードなど、
より詳しい情報をまとめた内視鏡専用サイトをご用意しています。