名古屋市胃がん内視鏡検診について

*胃がん検診は胃の疾患による自覚症状のない人が対象です。
胃の不調・症状のある方は保険診療となりますのでご了解ください。
*状況により胃がん検診の対象になるかどうか分からない方は、検査当日の問診時に判断させていただきます(検診の対象でなければ保険診療として検査を行います)。



検診の対象者

名古屋市内にお住まいの50歳以上の方(今年度に50歳になる方を含む)で、職場などで胃がん検診を受診する機会のない人。

ただし、以下の方は対象から除外されます。

  • 同意書にサインいただけない方
  • 妊娠中の方
  • 入院中の方
  • 消化性潰瘍など胃の疾患で投薬を受けている方
  • 胃全摘術後の方
  • 呼吸不全のある方
  • 急性心筋梗塞や重篤な不整脈など心疾患のある方
  • 咽頭、鼻腔などに重篤な疾患があり内視鏡が挿入できない方
  • 明らかな出血傾向またはその疑いがある方
  • 収縮期血圧が極めて高い方
  • 全身状態が悪く、検診に耐えられないと判断される方


検診の内容

問診・内視鏡検査を行います。
経口内視鏡、経鼻内視鏡のどちらも選択できます。
なお胃がん内視鏡検診においては、鎮静薬の使用はできない決まりになっています。




検診の回数

2年度に1回。ただし、同一年度に胃がんX線検診と胃がん内視鏡検診はどちらかしか受診できず、内視鏡検診を受診した翌年度は胃がんX線検診も受けられません。

料金について

名古屋市胃がん内視鏡検診としての自己負担額は 500円 です。
70歳以上の方は 無料となります。
それ以外に、市民税非課税世帯の方など一部の方に自己負担金免除となる制度があります。

内視鏡観察の結果、生検(組織検査)が必要と検査医が判断した場合、生検を行うことができますが、その費用は検診には含まれませんので保険診療として行います。その場合、保険診療の自己負担分として追加料金(1500円〜4000円程度)が発生いたします(稀ですが食道・胃の両方で生検を要した場合はそれより高くなります)。



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